
最近は、副業の中でも「株式投資」や「FX」が人気があります。FXを始めたいけど、何から始めたら良いかわからない。そもそもFXとはなんなのか?そんな人のためにFXの始め方。注意点、オススメのFX会社などを紹介しています。
FXとは?

FXとは、異なる国の通貨を交換する事で発生する差額から利益を狙う「外国為替証拠金取引」の事です。例えば、海外に旅行する時には、誰でも円をドルに交換した経験があると思います。その時に1ドル100円で円からドルに交換した後、今度は、ドルから円に交換する時に、1ドル110円だった場合、交換すると110円になりました。つまり最初と比べると10円の利益になります。毎日、相場は、動いており、その変動により利益を得ることができます。これがFXです。少ない投資資金から始める事ができ、サラリーマンや主婦の方にも人気があり、副業にされる方も増えてきてます。
FX会社の役割とは?

「FX取引」を行うためには、まず、FX会社の口座開設を行わないとなりません。私の経験上、初心者の方は、「FX会社の口座」というのが、どういうイメージなのかわかりずらい傾向にあります。「FX会社の口座」とは、銀行口座のようなもので、まずは、そこにあなたのお使いの銀行から「円」を移し、その資金を利用して取引を行なっていきます。「FX取引するための専用口座」と呼べるものがFX会社の口座とイメージして下さい。
イメージは下記になります。
「自分の銀行口座」 → 「FX会社の口座に円を移す」 → 「この口座を使って取引を行う」 → 「利益が出たら」 → 「FX会社の口座から、再度、自分の銀行口座に資金を移す」 → 「それが収入」
こういった流れとイメージになります。
そのため、最初にやる事は、まず「FX会社の口座を開設する事」になります。これから、大事なポイントだけに絞り、オススメFX会社を紹介していきます。
FX会社の口座選択の3つのポイント

初心者が口座開設をするときにオススメするポイントは、主に3つになります。
「スプレッド」というのは、「取引にかかる手数料」です。FX各社この「スプレッド」が違います。「スプレッド」に関しては、少ない方が当然良い事ですので、参考にして下さい。ここで紹介しているFX会社は、全て同水準のスプレッドとなります。
FX会社は、新規口座開設者に向けて「登録キャンペーン」を常に実施しています。中には、数万円単位でのキャッシュバックも多いです。初心者が最初に取引し、慣れるまでは、そのキャンペーンで得た資金で取引するためにも、登録キャンペーンは重要です。
最初から、どのFX会社が使いやすいというのは、正直人それぞれというのが、本当の所です。個人的意見になりますがご紹介しているFX会社は、ツール面などが使いやすいです。
FX会社の登録の基本手順

FX会社の口座開設するにはメールアドレスが必要です。メールアドレスを登録すると、メールアドレス宛に「仮登録情報」が届きますので、指示に従い「本登録」を行い「FX会社のアカウント」を作成します。
口座申し込みフォームに個人情報を正確に入力します。
FX口座開設には、必要書類の提出が義務付けられています。送付方法は、「アップロード」「FAX」「郵送」の3種類がありますが「アップロード」をオススメしています。理由は、開設までの時間が早く、他のFX口座を開設するにも役立つからです。本人確認書類としては、以下のようなものの提出が必要です。
【書類】
・運転免許証
・個人番号カード
・各種健康保険証
・パスポート
・住民基本台帳カード
・住民票の写し
・印鑑登録証明書
・在留カード
審査完了後、本人確認コードを記載した書類が送付されますので、書類に情報を入力し、本人確認を行い完了です。
作ったFX会社の口座に入金します。この入金したお金の事を「証拠金」と言います。証拠金を入金する方法は、基本的に「クイック入金」と「口座振替」の2種類あります。

入金は、24時間利用できるので、クイック入金がオススメ!
「クイック入金」とは、取引画面から入金が行えるサービスで24時間利用ができます。そのため即座に入金手続きが完了し、トレードを始める事ができます。

口座振替は、「手数料」と「時間」がかかるデメリットがあります。
「口座振替」とは、銀行窓口やATMからFX口座に入金する方法です。手数料がかかります。
トレードする通貨ペアを決める

「通貨ペア」とは、FX取引で売買する2つの国の通貨の事です。どの通貨ペアで売買を行うかを決めて、トレードを進めていきます。慣れてくると同時に数通貨ペアを扱うようにもなります。ここでは通貨ペアの特徴と初心者にオススメの通貨ペアをご紹介します。
代表的な通貨ペアの表記と特徴

日本円と米ドルの通貨ペアの場合「ドル/円」や「USD/JPY」と表記します。
日本語 表記 | 英語 表記 | 特徴 |
---|---|---|
ドル円 | USD/JPY | スプレッドが狭く初心者向けの通貨ペアです。値動きが緩やかで大きな損失を被る可能性が低いのが特徴です。 |
ユーロ円 | EUR/JPY | 取引量が多い通貨ペアです。そのためテクニカルツールが機能しやすく、利益が出しやすいと言われています。 |
ポンド円 | GBP/JPY | 値動きが激しい通貨ペアです。GBP/USDと似た動きをする事が多く、また、初心者には難しい通貨ペアですが大きな利益を短時間で出しやすい特徴があります。 |
ユーロドル | EUR/USD | 世界レベルで多く取引されている通貨ペアです。そのため、テクニカルツールが機能しやすいのと、動きが安定しており初心者向き通貨ペアと言えます。 |
ポンドドル | GBP/USD | 値動きが激しい通貨ペアです。GBP/JPNと似た動きをする事が多く、また、初心者には難しい通貨ペアですが大きな利益を短時間で出しやすい特徴があります |
初心者にオススメな通貨ペア

最初は、「ドル円」。次に「ユーロ円」「ユーロドル」を試してみましょう!
最初は、「ドル円」でスタートしてみましょう。少し慣れてきたら、「ユーロ円」と「ユーロドル」を試してみましょう。ドル円は、比較的緩やかなので、表にも記載通り大きな損失が被りにくいです。ですが、日経平均に左右されやすい特徴もありますので、トレードする時間帯を考えながらトレードする事が求められます。ユーロ円とユーロドルは、取引量が多い事から、「テクニカルツール」が機能しやすいと言えます。ですが、こちらも時間帯に考慮する必要があります。テクニック面や時間帯などは、別記事で紹介していきますので、そちらもお読み下さい。
取引の流れ
トレードしたい「通貨ペア」を選択します。
取引する数量を決めましょう。取引する数量の事をロット(lot)と言います。まずは最小単位でスタートし、慣れてきたらロット数を上げていきましょう。
注文方法には、「成行注文」「指値注文」「逆指値注文」の3種類があります。簡単に説明すると、「成行注文」は、手動で、その瞬間に売買したいタイミングで行える注文の事です。今、この瞬間に買ったり、売ったり、決済してしまいたい場合などに使います。「指値注文」「逆指値注文」は、予約注文みたいなものです。ある特定の価格に来たら決済が行われる注文方法です。初心者は、慣れるために、まずは、「成行注文」だけにして、慣れてきたら「指値注文」「逆指値注文」を使えるようになりましょう。注文方法に関しましては、別記事で詳細に説明していきたいと思います。
「成行注文(「買い」か「売り」)」 → 「成行注文(決済)」という練習をしましょう。これで1トレード終了です。
どのFX会社にも「デモトレード」が用意されています。現在の相場で、架空のお金を使って練習する事ができますので、注文に慣れるまでは、初心者の方は、デモトレードから始めてください。

「デモトレード」で自信がつくまで練習しましょう!
オススメのFX口座
当サイトでご紹介しているFX会社は、初心者にオススメのFX会社を紹介しています。まずは、これまでご説明してきた通り「FX会社の口座」を作りましょう。
ここで紹介している、FX会社が初心者にオススメな理由
【1】取引ツールが充実している
【2】スプレッドが狭い
【3】サポート体制がしっかりしている
【4】FX初心者向けの体制や情報が揃えてある
【5】キャンペーンが充実している
各FX会社の紹介
FXの注意点
FXを始める時には、まずリスクから色々と考えていきましょう。リスクを知ることはFXをやる上で非常に重要な事だからです。初心者の方は、下記3つの事をしっかりと頭に入れておきましょう。
「ロスカット」というのは、FX会社の判断で強制的にトレードを終了させるシステムの事です。証拠金が、少ない場合、マイナスが膨らんでいくと、「証拠金の◯%マイナス」で強制的に終了されてしまうので注意が必要です。強制ロスカットは、大きなマイナスとなりますので注意してください。ロスカットは、FX会社それぞれで率や仕組みが違いますので、どの程度でロスカットになるのか、よく確認の上、トレードに挑みましょう。
ロスカットにならないためには、決めた範囲でトレードする必要があります。初心者の方は、必ず「利確」と「損切り」の位置を決めた上でトレードを心がけましょう。「利確」とは、「自分で決めた、目指す利益を確定する価格」の事です。損切りとは、「自分で決めた、これ以上、マイナスなったら終了する価格」の事です。これを損切りラインと言います。FXに慣れてきたら、「利確ライン」と「損切りライン」に予約注文(指値注文、逆指値注文)を入れておきましょう。そすれば自動で決済されますでのリスクが少なく取引ができるようになります。
初心者の方は、必ずデモトレードで「注文方法」をマスターしてください。最初は、「成行注文」をマスターし、その後、予約注文である「指値注文」「逆指値注文」をマスターしてください。これにより、先ほど説明した通り、利確、損切りを自動で設定できるようになりますので、大きなリスクを取らずに、自分で決めた範囲でトレードを行えるようになります。
まとめ
初心者がFXを始める上でポイントとなる大きな流れをまとめます。
【1】FX会社の口座を作る
【2】証拠金を入れる
【3】通貨ペアを選択する
【4】「注文方法」をデモトレードで練習する
【5】リスクと対処方法を知る
【6】リアルトレードを行う